エスプリが薫るこだわりのあるデザインで、世界中の花嫁を魅了している「シャネル」のジュエリーストーリー。
「私がダイヤモンドを選んだのは、小さくてももっとも高い価値をもつものだから」というマドモアゼルの精神は、現在もシャネルのファイン ジュエリーに脈々と息づいています。1993年、ファイン ジュエリー部門を設立したシャネルは、完璧な美の追求を始めます。マドモアゼルが愛した数々のアイコンをベースに、宝石を選び抜き、パリ屈指の職人の手に よってデザイン画はジュエリーに仕立てられます。時にはひとつのジュエリーに宝石をセッティングするのに1000時間を要することも。
「優れた作品がシンプルに映るのは、それが極めて優雅であることの証明」「フルスピードの車で通り過ぎる時にも、道路わきのりんごの花を楽しむように、宝石はごく自然に純粋な気持ちで楽しむもの」
ど ちらも、マドモアゼルが残した言葉です。こだわりも、うんちくも、複雑な工程も、バックグラウンドは一切感じさせずに完成したジュエリーで勝負する。資産 価値や自己顕示のためのジュエリーではなく、眺めて心ときめき、身につけて美しさや心地よさを心から楽しめるジュエリーを創造する…そんなメゾンの姿勢 が、ジュエリーを通して私たちに伝わってきます。
▲宝石職人によるジュエリー製作の様子。ダイヤモンドをセットする金属の内側までも磨き抜くことで、華やかな大輪の花や夜空に煌めく星のジュエリーが生まれます。
カメリア コレクションのハイ ジュエリー。大粒のメインストーンだけでなく、小さなダイヤモンドの一粒一粒までを選び抜き、しなやかで立体感のあるネックレスに。